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いつかできたら良いなと思っていた海外で働くということ≪A・H≫ | 株式会社ストロングジャパンホールディングス

いつかできたら良いなと思っていた海外で働くということ≪A・H≫

いつかは海外で働いてみたいと思っていました

私は日本で仕事を始めてからもずっと、漠然と海外で仕事をしてみたいという願望はありましたが中々最初の一歩を踏み出せずにいました。
そんな私が海外で働くことになったきっかけは、既に海外で仕事をしていた友人からの「英語が話せなくても働ける海外の会社は沢山あるよ。」という何気ない一言でした。

その後は英語が公用語の国、そして経済成長が著しい発展途上国にターゲットを絞り、英語を使ってる国だしリゾート地としても有名な働けるなら、とセブ島にある日本企業へ就職しました。
実際に住んでみるとフィリピンの人は非常にフレンドリーで優しく、道ですれ違えば知り合いでもないのに挨拶をしてくれたり、知らない人と夜遅くまで肩を組みながらお酒を飲んだこともあります。

英語で話していても私に伝わっていないかな?と判断するとスピードを落として話してくれたり、単語を変えて説明してみたりと理解するまで寄り添ってくれる雰囲気があり、私が英語を楽しく学べたのは間違いなくフィリピンの人達の人柄が一番大きいです。

カルチャーは日本とフィリピンは正反対

何事も完璧に進める日本と大雑把に進めるフィリピン、といった具合で買い物のお釣りが13ペソだけど小銭が足りないから10ペソでいいですか?と店員さんに聞かれた人は決して少なくないはず。笑
とはいえ逆もあり、数ペソの端数ならいらないよ、と言ってくれることもあったりと日本では絶対に起こらないようなことが多々起きる国でもあります。

日常の一コマの出来事であれば笑い話ですがこういった事は仕事の場でも発生し、完璧を求める日本人と寛容を求めるフィリピン人とで仕事でぶつかる事もありました。
こういった話はフィリピンという国に限った話ではなく、国が違えばスタンダードそのものが違うため、決して少なくありません。

国を問わず外国で働いてる人は沢山いますが、上手くやっていくコツは自分がどれだけ相手の文化を尊重し、寄り添えるかが大事になってくるかな、と思っています。
「日本ではこんなミスありえないからミスしないで」なんて言い方じゃ恐らく誰も一緒に仕事をしてくれないと思います。

何故ならその「ありえない」というのを100%汲み取る事が難しいからです。
当たり前ですよね、日本で仕事をしていないんですから。
何故こうやって仕事をしているのかを説明し、そのためにどんな協力をして欲しい、こういった具合に一つ一つ理由を正しく伝えて一緒に仕事をしていかなければならないので、違う国籍の人と働くのは時々大変な事もあります。

しかし一つの大きな山場を超え、喜びを分かち合う嬉しさもとても大きく、そこが私の海外で仕事を続けている理由の1番の理由でもあります。
私自身、意見をぶつけるのが元々得意ではなかったのですが意見を相手に伝え、そして理解してもらわなければ何も進まない環境の中にいるおかげで少しずつ変わってきました。

フィリピンに来てすぐ、柔軟剤を探した事があったのですが、英語も話せないからと一人でスーパーを1時間歩き回って結局見つからず、店員さんに聞いたら2分くらいで教えてくれました。笑
よく海外に出て人生変わった、なんて言葉もありますがみんなただ海外に行っただけで変わったのではなく、海外で生活し、自分が今まで持っていた常識や考え方を生活する中で変えていくから変わっていくんだと思います。

そういう壁にぶつかる事も含め一度経験すると忘れられない思い出になります。
少し前まで非常にハードルの高かった海外就職ですが、今ではインターンシップやワーキングホリデー等選択の幅がたくさんあり、決して難しいものでも大変なものでもなくなってきています。

英語が話せない?なら英語を使わなくても仕事ができる会社を探してみましょう。きっとあります!

どうやって行けばいいかわからない?ならその会社に聞いてみたらきっとサポートしてくれます!
私個人の経験談として、海外就職は決して難しいものでも何でもありません。

きっとほかの人よりほんの少しだけ前に踏み出してみただけだと思います。
気になったらまず出来ないか悩む前に一つ行動を起こす事で道が開けたりと、きっといい結果に繋がるはずです。
もし少しでも海外で生活してみたいと思っている人がいたらまずインターネットで検索をしてみるだけでも違うはずです。

言葉も通じないし文化の違いに戸惑ったりもしますが海外での生活、意外と悪くないですよ。

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