外資系へ転職する方法【元外資系社員が採用される人の共通点を解説】
「外資系企業で働いてみたい。」
そう考えたことがある方は、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
「英語が話せないと無理なのかな?」
「TOEICは何点必要?」
「海外経験がないと採用されない?」
私自身、以前はロサンゼルスに本社を置く外資系企業で働いていました。
そこで感じたのは、世間で言われている「外資系」のイメージと、実際の採用基準には少し違いがあるということです。
もちろん英語は大切です。
しかし、英語が話せることだけで採用される人はいません。
反対に、英語が完璧ではなくても、高く評価されている人はたくさんいました。
企業が本当に見ているのは、もっと別のところです。
今回は、私自身が外資系企業で働いた経験と、その後経営者として数多くの採用を行ってきた経験から、外資系企業へ転職するために本当に必要なことをお話ししたいと思います。
- 1. 外資系は「英語が話せる人」を採用していない
- 2. 会社が欲しいのは「利益を生み出せる人」
- 3. 「英語できます」だけでは、面接は通らない
- 4. 面接で売るのは「英語力」ではなく「未来」
- 5. 外資系では「指示を待つ人」より「自分で動ける人」が強い
- 6. 外資系だからといって、全員が英語ペラペラではない
- 7. 求人票では「英語力」より「仕事内容」を見る
- 8. 転職活動は「自分という商品」を営業する場
- 9. LinkedInは、外資系転職なら使っておいた方が良い
- 10. 外資系へ転職するなら、転職エージェントも使えば良い
- 11. 最初から「理想の外資系」を狙わなくても良い
- 12. 英語が話せると「働く場所」の制限がなくなっていく
- 13. 外資系転職で一番大切なのは「私は何ができるか」
- 14. YouTubeでも海外キャリアについて発信しています
- 15. セブ留学の学校選びに迷ったら
- 16. LINEで気軽にメッセージください
外資系は「英語が話せる人」を採用していない

まず、一番伝えたいことがあります。
それは、
外資系企業は、「英語が話せる人」を採用しているわけではありません。
もちろん、英語力は必要です。
メールを書く。
オンライン会議へ参加する。
海外の社員とコミュニケーションを取る。
こうした場面では英語を使う機会があります。
しかし、それはあくまでも仕事をするための「道具」です。
例えば営業職なら、
営業ができること。
売上を作れること。
顧客との関係を築けること。
これが本質です。
エンジニアなら開発スキル。
マーケターなら集客力。
経理なら専門知識。
人事なら採用力。
つまり、
「何ができる人なのか」
こちらの方が圧倒的に重要なのです。
以前、「英語が話せたら年収は上がる?」という記事でも書きましたが、英語は年収を直接上げる魔法ではありません。
英語によって活躍できる市場が広がるからこそ、結果として年収アップにつながるケースが多いのです。
会社が欲しいのは「利益を生み出せる人」
これは外資系だけではありません。
日本企業でも同じです。
会社はボランティアではありません。
社員を一人採用するということは、大きな投資です。
給与。
社会保険。
教育。
パソコン。
デスク。
様々なコストが掛かります。
だからこそ企業は、
「この人を採用すると会社にどんなメリットがあるのか?」
を一番知りたいのです。
売上が伸びそう。
新しい顧客を開拓できそう。
チームをまとめられそう。
海外展開を任せられそう。
新しいサービスを作れそう。
そういう未来が見える人ほど、採用したくなります。
私は現在、経営者として採用面接を行う立場でもあります。
履歴書を見る時に考えるのは、
「英語が話せるかな?」
ではありません。
「この人は会社へどんな価値を提供してくれるだろう?」
そこを見ています。
私が実際に採用面接で何を見ているのかについては、以前こちらの記事でも書いています。
「英語できます」だけでは、面接は通らない
例えば面接で、
「英語は話せます。」
「TOEIC800点あります。」
もちろん、それは素晴らしいことです。
でも、それだけでは採用担当者は動きません。
なぜなら、その英語を使って何ができるのかが見えてこないからです。
例えば営業職なら、
「前職では法人営業を5年間担当し、新規顧客を年間100社以上開拓しました。」
マーケティングなら、
「SNS運用でフォロワーを5万人まで伸ばしました。」
採用担当なら、
「年間50名以上の採用を担当していました。」
このような具体的な実績があると、一気に説得力が増します。
英語は、その実績を海外でも発揮できるようにするための武器です。
武器だけ持っていても戦えません。
戦う力がある人が武器を持つからこそ、評価されるのです。
面接で売るのは「英語力」ではなく「未来」

面接で緊張すると、自分の過去ばかり話してしまう人がいます。
もちろん経歴も大切です。
しかし企業が知りたいのは、過去より未来です。
「この人が入社したら、会社はどう変わるのか。」
これをイメージできる人は強いです。
例えば、
「英語を使って海外営業を担当したいです。」
よりも、
「これまで日本市場で培った営業経験を活かし、英語を使って東南アジア市場の新規開拓へ貢献したいと考えています。」
こちらの方が、採用後の姿をイメージしやすくなります。
つまり、面接とは自分を紹介する場ではなく、
「会社へ提供できる未来」をプレゼンする場なのです。
外資系企業ほど、この考え方は強いと私は感じています。
後半では、外資系企業が評価する主体性、日本企業との違い、LinkedInの活用方法、そして私が考える「外資系へ転職する一番の近道」についてお話しします。
外資系では「指示を待つ人」より「自分で動ける人」が強い

外資系企業で働くうえで、英語力以上に重要だと感じるのが主体性です。
もちろん会社によって文化は全く違いますし、日本企業だから指示待ち、外資系だから全員主体的、という単純な話ではありません。
ただ、私自身が外資系企業で働いていた経験からすると、
「自分で考えて、自分で動く」
という姿勢はかなり重要でした。
何をすれば良いですか?
次は何をやれば良いですか?
上司から言われたのでやりました。
これだけでは弱い。
問題を見つける。
改善方法を考える。
上司へ提案する。
実際に動く。
結果を出す。
こういう人は、どこの会社でも強いと思います。
特に海外のメンバーと働く場合、全員が同じ文化や常識を共有しているわけではありません。
「普通はこうするでしょ。」
が通用しないこともあります。
だからこそ、自分の意見を持って、それを相手へ伝える力が必要になります。
外資系だからといって、全員が英語ペラペラではない
「外資系企業」と聞くと、オフィスでは全員が英語を話していて、会議も資料もメールも全部英語。
そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも、当然ながら会社や部署によって全く違います。
日本法人で日本企業を相手に営業する仕事なら、日本語を使う時間の方が圧倒的に長いこともあります。
一方、海外本社との会議が多い部署なら、英語を毎日のように使うでしょう。
重要なのは、
「外資系=英語ペラペラじゃないと無理」
と勝手に決めつけないことです。
求人票を見て、自分の現在の英語力で応募できる会社を探せば良い。
そして必要なら、働きながら英語力を伸ばしていけば良い。
英語力が足りないから応募しない。
TOEIC900点になってから転職活動を始める。
そんなことをしていたら、いつまで経っても外資系へ挑戦できないかもしれません。
私は英語学習でも海外転職でも、ある程度準備したら実際の環境へ飛び込むことが大切だと思っています。
求人票では「英語力」より「仕事内容」を見る

外資系企業へ転職したい人ほど、求人を見る時に英語ばかり気にしてしまいます。
TOEIC何点。
ビジネス英語必須。
英語でのコミュニケーション能力。
もちろん確認は必要です。
でも、もっと重要なのは仕事内容です。
その会社は、なぜこのポジションを募集しているのか。
どんな仕事を任せたいのか。
どんな経験を持つ人を探しているのか。
自分の過去の経験と、どこがつながるのか。
ここを考えた方が良いです。
例えば国内営業を10年間やってきた人なら、海外経験がなくても営業力という武器があります。
ITエンジニアとして経験があるなら、技術という武器があります。
人事として採用を担当してきたなら、採用という武器があります。
そこへ英語が加わる。
「英語+専門性」になった瞬間、選べる会社が一気に増える。
これが英語を勉強する大きなメリットだと思います。
転職活動は「自分という商品」を営業する場
私は営業出身なので、転職活動も営業に近いと思っています。
商品は自分です。
お客様は企業です。
そして面接では、自分という商品を買ってもらわなければいけません。
そう考えると、
「御社で成長したいです。」
「グローバルな環境で働いてみたいです。」
「英語を使った仕事がしたいです。」
これだけでは少し弱い。
全部、自分の話だからです。
営業でも同じですよね。
「この商品を売りたいんです!」
と言われても、お客様には関係ありません。
お客様が知りたいのは、
「それを買ったら、自分にどんなメリットがあるの?」
ということです。
採用も同じです。
私にはこんな経験があります。
こんな実績があります。
だから御社では、この分野で貢献できます。
将来的には、この事業をこう伸ばせると思っています。
ここまで話せると、採用する側にも未来が見えてきます。
「採用してください」ではなく、「私を採用すると、こんな未来があります」と伝える。
この視点は、外資系に限らず転職活動全般で使えると思います。
LinkedInは、外資系転職なら使っておいた方が良い

外資系企業への転職を考えるなら、LinkedInも活用した方が良いでしょう。
日本ではまだ転職サイトや転職エージェントを使う人が多いですが、海外ではLinkedInが仕事探しや採用で広く使われています。
プロフィールには、単に会社名と役職を書くだけではなく、
何を担当していたのか。
どんな成果を出したのか。
どんなスキルを持っているのか。
できるだけ具体的に書いた方が良いです。
例えば、
「営業担当」
だけではなく、
「法人向け新規営業を担当し、年間○社を開拓」
まで書く。
「マーケティング担当」
ではなく、
「Web広告を担当し、年間○件のリードを獲得」
まで書く。
数字で表せる実績があるなら、数字を入れた方が圧倒的に分かりやすいです。
そしてLinkedInは、求人へ応募するだけの場所ではありません。
採用担当者やヘッドハンターから声が掛かることもあります。
今すぐ転職する予定がなくても、自分のキャリアを英語でも説明できる状態にしておくことは、将来の選択肢を増やすことにつながります。
外資系へ転職するなら、転職エージェントも使えば良い
外資系企業へ初めて転職する場合は、転職エージェントを利用するのも一つの方法です。
特に外資系やグローバル企業に強いエージェントであれば、
自分の経験ならどんな企業を狙えるのか。
英語力はどの程度必要なのか。
年収はいくらくらいなのか。
どんな面接が行われるのか。
こうした情報を得られます。
自分では「英語力が足りないから無理」と思っていた求人でも、実際には応募できるかもしれません。
逆に、英語力は十分でも、実務経験が足りない場合もあります。
自分だけで判断せず、転職市場から見た自分の価値を一度確認してみるのも良いでしょう。
最初から「理想の外資系」を狙わなくても良い
これは海外転職でも同じなのですが、最初から全部を求めすぎない方が良いと思っています。
高年収。
有名企業。
好きな仕事。
フルリモート。
英語を使える。
海外出張もある。
残業も少ない。
全部欲しい。
気持ちは分かります。笑
でも、最初からすべての条件を満たす会社に入れる人は多くありません。
まず外資系企業で働いた経験を作る。
英語を使って仕事をした経験を作る。
外国人と働いた経験を作る。
その経験を持って、次の会社へ転職する。
キャリアは一発勝負ではありません。
最初の転職で完成させるのではなく、転職を重ねながら理想へ近づけば良い。
私はそう考えています。
初めての海外転職では、最初から条件を求めすぎないことも大切です。
以前の記事では、あえて「最初は妥協しても良い」という考え方についても詳しく書いています。
英語が話せると「働く場所」の制限がなくなっていく
英語を勉強する一番のメリットは、外資系企業へ入れることではありません。
私は、働く場所と相手の制限が少なくなることだと思っています。
日本企業で働く。
外資系企業で働く。
海外企業で働く。
海外へ転職する。
外国人のお客様を担当する。
海外へ営業する。
将来、自分で海外ビジネスを始める。
英語が使えるだけで、こうした選択肢が一気に増えます。
だから私は、「英語を勉強したら必ず年収が上がる」とは言いません。
でも、
英語が使えると、人生の選択肢は確実に増える。
これは自分自身が海外で働き、現在は海外で会社を経営しているからこそ強く感じています。
外資系転職で一番大切なのは「私は何ができるか」
外資系へ転職したい。
そう思った時、最初に英語の勉強を始める人は多いと思います。
もちろん、それも大切です。
ただ、その前に一度考えてみてください。
「私は、何ができる人なのか?」
営業。
マーケティング。
エンジニア。
経理。
人事。
マネジメント。
企画。
コンサルティング。
何でも良いです。
まず仕事の武器を作る。
そこへ英語を加える。
そして面接では、その二つを使って会社にどんな未来を提供できるのかを伝える。
これが、私が考える外資系転職の基本です。
英語が完璧になるまで待つ必要はありません。
条件を満たしそうな求人があるなら、応募してみれば良い。
落ちたら、また応募すれば良い。
足りないものが分かったら、それから勉強すれば良い。
外資系企業へ転職すること自体をゴールにする必要もありません。
外資系という新しい環境を使って、自分の仕事と人生の選択肢を増やす。
そのくらいの感覚で、一度挑戦してみても良いのではないでしょうか。
YouTubeでも海外キャリアについて発信しています
私はYouTubeでも、海外転職、英語、留学、海外起業などについて発信しています。
ブログでは少し真面目に書いていますが、動画ではもう少し本音で話していることも多いです。笑
海外で働いてみたい方、英語を使って仕事をしてみたい方は、ぜひご覧ください。
セブ留学の学校選びに迷ったら
セブには数十校以上の語学学校があります。
そのため、人によって合う学校は全く異なります。
私はセブで語学学校を経営していますが、留学相談では他校も含めてご案内しています。
目的や予算、年齢、英語レベルに応じて、一緒に考えましょう。
なお、私が運営している語学学校についてはこちらです。
Cebu Business English Academy(CBEA)
LINEで気軽にメッセージください
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
海外転職や外資系への転職について、
「自分の英語力でも挑戦できる?」
「海外で働くには何から始めれば良い?」
「留学してから転職した方が良い?」
そんな相談でも大丈夫です。
私自身、外資系企業での勤務、海外転職、海外起業を経験してきました。
現在はセブ島で会社を経営しています。
私の経験から答えられる範囲にはなりますが、気軽にメッセージしてください。
留学のことはもちろん、
・海外転職
・外資系転職
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・セブ島生活
・その他なんでも
ざっくりした相談でも大丈夫です。
セブ歴10年以上、現地で複数の事業を運営している寺本が、
そのままリアルに返信します。
国際結婚相談や恋愛相談も受け付けています。笑

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