フィリピン法人の銀行口座開設は難しい?【China BankとRCBCを使って分かったこと】

フィリピン法人の銀行口座開設は難しい?【China BankとRCBCを使って分かったこと】

海外で会社を作ることに興味がある方から、よくいただく質問があります。

「海外法人の銀行口座って、本当に作れるんですか?」

確かに、日本で生活していると海外の銀行を利用する機会はほとんどありません。

そのため、

「外国人だから断られるんじゃないか。」

「何か特別なコネが必要なんじゃないか。」

そんなイメージを持っている方も少なくありません。

実は私も、初めてフィリピンで会社を設立する前はそう思っていました。

海外で会社を作ること自体が未知の世界です。

銀行口座なんて、もっとハードルが高いものだと思っていたんです。

ですが、実際にやってみると、良い意味で予想を裏切られました。

海外法人でも銀行口座は普通に作れます。

もちろん審査はあります。

必要書類も提出します。

それでも、「海外だから特別難しい」という印象はありませんでした。

むしろ私の感覚では、創業したばかりの会社が日本のメガバンクで法人口座を開設する方が難しいのではないか、と感じたくらいです。

今回は、セブ島で複数の会社を経営してきた私が、海外法人の銀行口座について、実際に感じたことをお話ししたいと思います。

海外だから難しいと思っていたのは、完全に思い込みでした

初めて海外法人を設立した時、とにかく分からないことだらけでした。

会社設立。

税務登録。

ビザ。

ライセンス。

銀行口座。

全部が初めてです。

だから銀行口座についても、「かなり苦労するんだろうな。」と思っていました。

しかし実際には、会社設立に必要な手続きを進め、必要書類を準備して銀行へ相談すると、思っていたより自然に話が進みました。

もちろん銀行によって審査がありますし、提出する書類も異なります。

ですが、日本人だから口座が作れないということはありません。

海外法人だから特別扱いされるという印象もありませんでした。

今振り返ると、一番の壁は銀行ではなく、「自分の思い込み」だったのかもしれません。

日本との一番大きな違いは「デポジット」という考え方

ただ、日本と違うなと感じたことはあります。

それが、デポジット(最低維持残高)です。

日本では、法人口座を作っても「口座にいくら置いておかなければならない」ということを意識する場面はあまりありません。

一方、フィリピンでは、多くの銀行で最低維持残高が設定されています。

最初に一定額を入金したり、その後も一定額以上の残高を維持したりすることが求められる口座があります。

最初は、「このお金は使えないの?」と思いました。

でも、もちろんそんなことはありません。

会社のお金として普通に利用できます。

ただ、残高が少なくなりすぎると、手数料が発生する場合があるため、その点は日本との違いだと感じました。

海外法人を設立する時は、会社設立費用だけではなく、このような資金も少し考えておくと安心だと思います。

USD口座やオンラインバンキングは、さらに少し余裕を見ておいた方がいい

会社の事業内容によっては、フィリピンペソだけではなく、USD(米ドル)口座を開設するケースもあります。

私も海外との取引があるため、ドル口座を利用しています。

また、会社経営ではオンラインバンキングも欠かせません。

社員への給与振込。

取引先への支払い。

残高確認。

毎回銀行へ行っていては、とても仕事になりません。

そのため、インターネットバンキングを利用することになります。

こうしたサービスを利用する場合は、通常の口座よりも少し多めのデポジットが必要になるケースもあります。

銀行や口座の種類によって条件は異なりますが、「会社設立費用だけ用意すれば大丈夫」と考えるよりも、銀行口座に置いておく資金まで含めて準備しておくと、後から慌てずに済むと思います。

銀行選びは「開設できるか」より「その後使いやすいか」が大切

海外法人を作る前は、「口座を開設できるかどうか」ばかり気にしていました。

でも実際に会社を経営してみると、大事なのはそこではありませんでした。

本当に重要なのは、毎日使いやすい銀行かどうかです。

給与振込。

海外送金。

税金の支払い。

取引先への送金。

会社を経営していると、銀行は毎日のように利用します。

だからこそ、インターネットバンキングの使いやすさや、サポート体制の方が、口座開設そのものより重要だと私は感じています。

後半では、私が実際に利用したChina BankとRCBCについて、それぞれ使ってみた感想もお話ししたいと思います。

私が最初に開設したのはChina Bankでした

私が初めてフィリピンで法人口座を開設した銀行は、China Bankでした。

もちろん、その当時と現在では制度が変わっている部分もあると思います。

また、支店や担当者によっても対応は変わるでしょう。

その前提でお話しすると、私の印象では創業したばかりでも比較的スムーズに開設できた銀行でした。

会社を設立した直後は、やることが山ほどあります。

会社登記。

税務関係。

オフィス契約。

採用。

ビザ。

銀行口座。

毎日のように役所や銀行を回っていました。

そんな中でも、「銀行口座が作れない」という壁にぶつからなかったのは、とても助かりました。

海外で会社を作るというだけで身構えていましたが、「意外と普通なんだな。」と思えた出来事の一つでした。

ただし、銀行口座の開設がスムーズだったからといって、海外での会社経営まで簡単だったわけではありません。

セブ島で実際に会社を経営して感じたことは、こちらの記事でも詳しく書いています。

セブ島で会社経営して分かった5つのこと

今なら私が選ぶのはRCBCです

現在、私がメインで利用している銀行はRCBCです。

理由はシンプルです。

ネットバンキングが使いやすいから。

会社経営では、銀行へ行く回数をできるだけ減らしたいものです。

社員への給与振込。

取引先への支払い。

資金移動。

残高確認。

こういった作業を毎回窓口でやっていたら、とても時間が足りません。

その点、RCBCはオンラインバンキングが使いやすく、日々の業務がかなり楽になりました。

もちろん、銀行にはそれぞれ特徴があります。

「絶対にRCBCが一番」という話ではありません。

ただ、私自身が今からもう一度会社を設立するとしたら、おそらく最初からRCBCを選ぶと思います。

銀行選びで一番大切なのは「毎日ストレスなく使えること」

会社を設立する前は、「口座が開設できるかどうか」が最大の関心事でした。

でも実際に会社を経営してみると、重要なのはそこではありません。

本当に大切なのは、その後何年も使い続けることです。

ネットバンキングは見やすいか。

送金は簡単か。

問い合わせはしやすいか。

こうした使い勝手の方が、何倍も重要だと感じています。

銀行は毎日のように使うものです。

だからこそ、「開設できればどこでもいい」ではなく、「毎日使いやすい銀行」を選ぶことをおすすめします。

海外法人の銀行口座は、思っているよりずっと身近な存在です

海外で会社を作る。

そう聞くと、とても大きな挑戦のように感じます。

私も最初はそうでした。

でも、一つひとつ経験してみると、「意外と普通なんだな。」と思うことがたくさんあります。

銀行口座も、その一つでした。

もちろん、日本とは制度が違う部分はあります。

デポジット。

最低維持残高。

外貨口座。

こうした違いはありますが、「海外だから銀行口座が作れない」ということではありません。

これから海外で会社を設立したいと考えている方には、必要以上に心配しなくても大丈夫ですよ、とお伝えしたいです。

私自身も、英語が完璧になってから海外で起業したわけではありません。

先に行動し、その後で必要なことを一つずつ覚えてきました。

海外へ挑戦するうえで、英語力以上に行動力が大切だと感じている理由については、こちらの記事でもお話ししています。

英語より行動力【人生を変えるのは話せることじゃない】

まとめ|海外起業は、一歩踏み出してみると意外と何とかなる

「海外法人の銀行口座は作れますか?」

そう聞かれたら、私の答えはシンプルです。

「はい、普通に作れます。」

もちろん審査はあります。

必要書類もあります。

日本との違いもあります。

でも、海外だからといって極端に難しいものではありません。

むしろ私が苦労したのは、銀行口座を作ることではなく、その後の会社経営でした。笑

社員を採用し、組織を作り、サービスを改善し、お客様に選んでいただく。

会社を続けることの方が、銀行口座を開設することより何倍も大変です。

だからこそ、海外起業に興味がある方は、銀行口座のことを心配し過ぎる必要はありません。

まずは一歩踏み出してみる。

案外、世界は思っているより近いものです。

私が実際にセブ島へ来て、人生が変わったと感じている理由については、こちらの記事でも詳しく書いています。

行動する人だけ人生は変わる【あの時セブ島へ来ていなかったら】

YouTubeでも海外起業について発信しています

私のYouTubeでは、セブ島での会社経営や海外起業、海外就職について、実体験をもとに発信しています。

海外で働くことや起業に興味のある方は、ぜひご覧ください。

セブ留学や海外就職のご相談はこちら

私はセブ島で語学学校を運営しています。

留学相談では、自社だけでなく他校も含め、中立な立場でアドバイスしています。

セブ留学や海外就職を検討されている方は、お気軽にご相談ください。

Cebu Business English Academy(CBEA)公式サイト

LINEでお気軽にご相談ください

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

セブ島留学や海外起業、海外就職について気になることがありましたら、お気軽にLINEからご相談ください。

現地在住10年以上、セブ島で4社7事業を経営する私が、実体験をもとにお答えします。

LINE 友達追加 セブ島