英語が話せたら年収は上がる?【海外経営者が本音で答えます】

英語が話せたら年収は上がる?【海外経営者が本音で答えます】

「英語が話せたら年収が上がる。」

そんな話を聞いたことがある人は多いと思います。

英語スクールの広告でも、

「英語を身に付けて年収アップ!」

という言葉をよく見かけますよね。

もちろん、嘘ではありません。

実際に英語を身に付けたことで、収入が上がる人もいます。

ただ、私は少し違う考えを持っています。

英語が話せるだけで年収が上がるわけではありません。

これは日本でも、海外でも同じです。

今回は、セブ島で会社を経営し、日本人・フィリピン人・外国人と一緒に仕事をしてきた私が感じる「英語と年収」のリアルについてお話しします。

英語は武器というより「ベーススキル」になってきている

昔は、英語が話せるだけで希少価値がありました。

しかし今はどうでしょうか。

グローバル企業では英語を話せる人は珍しくありません。

海外では、英語を話せることは当たり前という環境も多くあります。

つまり、英語は「特別な武器」というよりも、「仕事をするためのベーススキル」になりつつあります。

例えば、パソコンが使えること。

Excelが使えること。

メールが打てること。

今では当たり前ですよね。

英語も、それに近い存在になってきていると私は感じています。

だから、「英語を話せる=高年収」ではありません。

英語はスタートラインに立つための力なんです。

年収を決めるのは、英語ではなく仕事のスキル

では、何が年収を決めるのでしょうか。

私は、英語ではなく仕事のスキルだと思っています。

例えば営業職。

英語がペラペラでも、お客様に商品を提案できなければ契約は取れません。

逆に、営業力が高ければ、日本語だけでもトップ営業マンになることはできます。

コンサルタントも同じです。

英語が話せても、専門知識や提案力がなければ、お客様から選ばれることはありません。

エンジニアもそうです。

英語ができても、システムを作れなければ仕事にはなりません。

つまり評価されるのは、「英語」ではなく「仕事ができるかどうか」です。

英語だけでは、お金は生み出せません。

仕事の価値を提供できる人が、高い報酬を得られるんです。

年収は「業種」と「職種」で大きく変わる

実際に社会へ出ると、年収は業種や職種によって大きく変わります。

例えば、営業職。

成果を出せば、年齢に関係なく高収入を目指せます。

コンサルティング業界も、高い専門性があれば年収は大きく伸びます。

近年ではAI関連やITエンジニアも、市場価値が高くなっています。

つまり、まず重要なのは「どんな仕事をするか」です。

英語は、その仕事をより大きくするためのサポート役と言った方が近いかもしれません。

だから私は、「英語を勉強する前に、自分はどんな価値を提供できる人になりたいのか」を考えることも、とても大切だと思っています。

それでも私は、英語を勉強する価値は大きいと思っています

ここまで読むと、「じゃあ英語はいらないの?」と思う人もいるかもしれません。

でも、それは違います。

私は、英語を勉強する価値は非常に大きいと思っています。

ただ、その理由は「年収が上がるから」ではありません。

もっと大きな価値があります。

それは、人生の選択肢が一気に広がることです。

英語が話せるようになると、日本だけを見て仕事を探す必要がなくなります。

海外就職という選択肢ができます。

海外転職もできます。

海外で起業することもできます。

世界中の人と一緒に仕事をすることもできます。

私は、この「選択肢」が英語の一番大きな価値だと思っています。

営業やコンサルは、英語が「仕事の幅」を広げてくれる

私が英語を勉強する価値を感じる理由は、ここにあります。

例えば営業職。

日本語しか話せなければ、お客様は基本的に日本国内です。

しかし英語が話せればどうでしょうか。

海外企業とも商談できます。

外国人のお客様とも仕事ができます。

営業できる相手が、一気に世界へ広がります。

もちろん、英語が話せるだけでは契約は取れません。

営業力は必要です。

商品知識も必要です。

信頼関係を築く力も必要です。

でも、英語が話せることで営業先そのものが増えます。

営業先が増えれば、売上が伸びる可能性も高くなります。

そして、その結果として給与や年収が上がることは十分あり得ます。

コンサルティングも同じです。

英語ができれば、日本企業だけではなく海外企業もサポートできます。

つまり、英語は直接お金を生み出すのではなく、「市場を広げる力」を持っているんです。

私自身も、英語のおかげで人生の選択肢が増えました

私自身、英語がネイティブレベルというわけではありません。

今でも分からない単語はあります。

聞き返すこともあります。

それでも、英語を学んだからこそ今の人生があります。

セブ島で会社を設立できたこと。

海外で社員と一緒に働けていること。

外国人とビジネスができていること。

海外で生活できていること。

もし英語を全く勉強していなかったら、この人生はなかったと思います。

だから私は、「英語のおかげで年収が上がった」とは思っていません。

正確には、英語のおかげで挑戦できる場所が増えたという感覚です。

そして、その挑戦の結果として、収入につながるチャンスも増えました。

英語は「年収アップ」のためではなく、「可能性を広げる」ために学ぶもの

私は、英語を勉強する目的は年収ではないと思っています。

もちろん、年収が上がる人もいます。

でも、それは英語だけのおかげではありません。

営業力。

専門知識。

マネジメント力。

技術力。

そういったスキルがあってこそ、英語がさらに価値を発揮します。

だから私は、英語は「掛け算」だと思っています。

仕事のスキルが10ある人なら、英語によって20や30になる可能性があります。

しかし、仕事のスキルがゼロなら、英語だけでは大きな価値は生み出せません。

まずは自分の専門性を磨く。

そして、その専門性を世界へ広げるために英語を学ぶ。

私は、この順番が理想だと思っています。

結論|英語は年収よりも「人生の自由」を増やしてくれる

「英語が話せたら年収は上がりますか?」

そう聞かれたら、私の答えはこうです。

「英語だけでは上がりません。」

しかし、英語が話せることで人生の選択肢は驚くほど増えます。

働く国を選べます。

仕事を選べます。

付き合う人も変わります。

見る景色も変わります。

私は、これこそが英語を学ぶ最大の価値だと思っています。

年収は人生の一つの指標に過ぎません。

それよりも、自分で人生を選べる自由が増える。

私は、その自由こそが英語を学ぶ本当の意味だと感じています。

英語や海外キャリアについては、こちらの記事もぜひご覧ください。

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