セブ島の物価って結局高いの?安いの?現地で生活して感じるリアル
セブ島の物価って結局高いの?安いの?

これ、めちゃくちゃ聞かれます。
「セブ島って安いんでしょ?」っていう前提で来る人、今でもかなり多いです。
でも正直に言うと、その認識はもう少し古いです。
安い部分はあります。
ただ、昔みたいに「とりあえず全部安い国」と思って来ると、普通にズレます笑
10年前と今では、もう前提が違う
私が初めてセブに来たのは2015年ですが、当時と今では感覚がかなり違います。
例えばタバコ。
当時は1箱50ペソくらいで、ざっくり120円前後でした。
今は200ペソ前後。
円安も重なって、日本とあまり変わらない水準になってきています。
為替の影響も大きいです。
10年前は1万円で4,800ペソくらいだった記憶ですが、今は3,700ペソ台です。
この差、数字で見る以上に生活に効きます。
同じ1万円を使っていても、昔より明らかに「買える感」が落ちています。
しかも最近は、体感だけではなく、データで見ても物価上昇がはっきり出ています。
フィリピン全体の2026年3月インフレ率は4.1%で、2月の2.4%から大きく上がっています。
背景には燃料価格の上昇があって、報道ベースではディーゼルが前年比59.5%、ガソリンが27.3%上昇しています。
セブは島なので、こういう燃料高の影響をかなり受けやすいです。
物も人も、結局は運ばれてきます。
だから燃料が上がると、食費も交通費も、じわじわ全部に乗ってきます。
日本食は普通に高い。でもローカルに寄せればまだ安い
ここ、多くの日本人が勘違いしやすいところです。
セブ島って、日本食は全然安くないです。
むしろ普通に高いです。
ラーメン一杯で1,200円前後とか、今は全然珍しくないですし、日本食レストランも全体的に強気価格です。
「海外だから日本食も安いでしょ」と思って来ると、ここで結構ズレます。

ただ、全部が高いかと言うと、もちろんそうではありません。
ローカルレストランに行けば、一食200ペソ前後でまだまだ食べられます。
10年前は50〜60ペソくらいだった感覚なので確実に上がってはいますが、それでもローカル寄りの生活をすれば、まだ十分コスパは良いです。
つまり、今のセブ島は物価がどうこうというより、生活スタイルで差が大きく出る場所になっています。
日本食、日本製品、日本クオリティにこだわるほど、当然コストは上がります。
逆にローカルに寄せられる人は、今でもかなり上手く暮らせます。
交通費もじわじわ効いてくる
食費だけじゃなく、交通費も地味に効いてきます。
2026年3月には、ジプニーの最低運賃が13ペソから14ペソに上がるなど、運賃引き上げの動きも出ています。
一回一回は小さく見えても、毎日使うと普通に積み上がります。
しかもセブは「ちょっとそこまで」が意外と面倒だったりします。
Grabを使うのか、ジプニーを使うのか、タクシーを使うのかで、月の出費も結構変わります。
なお、セブ留学の全体像については、以前まとめた記事も参考になると思います。
セブ留学は実際どうなのか?【2022年版】
独身にはアリ。でも家族移住は正直ハードルが上がる
ここはかなりリアルな話なんですが、独身ならセブ生活はまだ全然アリです。
日本基準を少し手放して、ローカルに寄せることができるなら、コストを抑えながら十分良い暮らしができます。
留学も同じで、何を求めるかがはっきりしている人には、今でもかなり魅力があります。

ただ、家族移住になると話は変わります。
どうしても日本食、日本品質、教育、住環境、このあたりを求めがちです。
そうなると一気にコストが跳ね上がります。
結果的に、「思ったより高いどころか、下手すると日本より生活費がかかる」ということも普通にあります。
ここは独身と家族で、かなり話が違います。
結論:セブ島は“安い国”ではなく、“選び方で差が出る国”
結局のところ、セブ島の物価が高いか安いかは、人によります。
ローカル寄りでいける人には、まだ十分安いです。
でも日本と同じ感覚、日本と同じ快適さを求める人には、もう全然安くないです。
だから自分としては、今のセブ島を一言で言うなら、「安い国」ではなく「選び方で差が出る国」だと思っています。
「とりあえず安いからセブに行く」は、もう通用しません。
逆に、この現実を分かった上で来るなら、セブ留学もセブ生活もまだまだ全然アリです。
むしろ中途半端なイメージだけで来るより、こういうリアルを知ってから来た方が失敗しにくいと思います。
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